テクノクラフトオーディオデザインは、真空管オーディオメーカーとして古都京都で生まれた、唯一「音楽を奏でる」機器の設計と受注生産をハンドメイドで行っているオーディオメーカーです。


7月のニュース

「第4回アービトラリータイム」ご来場ありがとうございました

 オーディオ評論家小林 貢氏と井上 千岳氏の、お二人による新しいオーディオの価値観を築き上げることを実践するイベント「アービトラリータイム」=arbitrary time 第4回が7月17日13時からディナウディオジャパンのオーディオスペース「on and on」で行われました。
 少人数でのゆったりとしたイベントとなりました。
 連休の初日にもかかわらず、お越しいただきありがとうございました。イベントの様子は「on and on」さまのブログ「on and on select 'NOW'」でご覧いただけます。
こちらもあわせて是非ご覧下さいませ。
(2010年7月28日)


「MODEL44a」「KANADE bb」のページが出来ました

弊社製品「MODEL44a」「KANADE bb」をご紹介するページが出来ました。
大変お待たせをいたしました。
是非ご覧下さいませ。
(2010年7月14日)


MODEL44aを販売します

 2009年4月リリースしましたFETフォノイコライザーMODEL 44に交流的グラウンドアイソレーション=デュアルラインを導入しました。
 MODEL 44はテクノクラフトオーディオデザインでは初めてのディスクリート半導体アンプですが、非直結回路で真空管回路を半導体アンプで実現しています。 真空管と同じ電圧駆動素子であるFET(電界効果トランジスター)を採用して、昔風に言えば片チャンネル4石の回路構成になっています。 半導体アンプは直結回路とするのが常道ですが、直結回路ならディスクリート回路は数値的にも構造的にもICに遥かに及びません。 半導体アンプは真空管には無いPチャンネル素子を使うことで真空管を超えた特性をアピールしましたが、特性以外全く音楽的取り柄はないと言っても良いでしょう。 音楽性を得るにはプリミティブな回路でなければならないことを実証するフォノイコライザーになっています。

試聴機の準備がございます。
ご試聴者さまに返送料ご負担をお願いしますが、一般的オーディオメーカーではたどり着けない演奏空間の再現を感じていただけるものと思います。
定価:84,000円(税込み)

(2010年6月30日)


  これまでのオーディオとは異なる奥行きの再現が出来る製品をグラウンドコントロール技術を用いてハンドメイドで組み上げています。

演奏空間には左右だけでなく奥行きがあります。奥行きが再現されないとステレオ機器特有のオーディオ的な表現を聞くことになります。

 奥行きの再現には、左右チャンネルのアース=グラウンドを完全分離する直流的グラウンドアイソレーションとすることが理想です。あるいはグラウンドノイズやグラウンド干渉を抑制するグラウンドスプリット回路により交流的グラウンドアイソレーション=デュアルラインとすることが最も有効な手法です。 左右ふたつの信号をひとつのアース=グラウンドで共用するステレオ機器では、グラウンドが左右の音楽信号で干渉を起こしています。 干渉は電気的なストレスのみならず、不自然さを伴うために耳と脳に悪影響を与えうるささを感じさせます。 またオーディオ特有の音色の一因ともなり、左右に置かれたスピーカー面上に横並びに並んでしまう現象=スクリーンビュー化を引き起こします。

 グラウンドアイソレーションやデュアルラインを施したオーディオ機器はスクリーンビュー的な鳴り方から解放された演奏空間の再現ができます。オーディオ特有の表現から解放されたスピーカーからは奥行きが演奏空間として再現され、音楽を心ゆくまで楽しむことができます。

 テクノクラフトオーディオデザインのオーディオ機器を是非お聴きください。
 あなたのオーディオ常識が音楽とは無縁の「オーディオ」であったことを実感されるでしょう。


 音楽を奏でる唯一のブランド、テクノクラフトオーディオデザイン。




<テクノクラフトのグラウンドコントロール技術について解説します。>

A : 蓄音機=機械式レコード再生装置
針先でレコード盤の溝に刻まれた信号を拾い上げ、てこの原理で動きを大きくしてダイヤフラム=振動板に伝えます。さらにホ ーンロードをかけて僅かな針先の動きを大きな音量にしています。音量のコントロールはできませんが、電気回路はなくアー スの問題もありませんでした。
今もSPレコードは蓄音機でかけるとその独特の音色を楽しめます。





B : 電気蓄音機
真空管の普及により針先の動きをピックアップコイルにより電気信号に換えて電気増幅するようになりました。増幅回路を用 いて、音量コントロールやトーンコントロールができるようになりました。1信号1アースでありイコライザー段やパワーア ンプ段同士の干渉はあるものの他チャンネルのアース=グラウンド干渉はありません。左右の広がりはありませんが、奥行きを 感じることができました。





C : ステレオ電気蓄音機
一本の溝の2つの法面同士を直角としてそれぞれの面に別々の信号を刻み込んだステレオレコード盤の登場で電気蓄音機もス テレオ電気蓄音機になりました。ステレオカートリッジの2つの独立した信号を増幅するようになりましたが、アンプ内は電源 がひとつだったために共通アース=グラウンドになっていました。しかし入力信号はモノーラル×2であるために音楽性があ り、今もその良さを求めてアナログディスク化される音源があるほどです。





D : CD時代のオーディオアンプ
入力信号自体が左右別々ではなくL側とR側と共通グラウンドの3つで信号を送るという、言わばモノーラル×1.5倍の伝送です。 アンプ内の共通アース=グラウンドの問題以前に入力信号自体にグラウンド干渉を受けたものが入って来ることになりました。デ ータ上はアナログ時代を凌駕しますが、音質に関しては左右2つのチャンネルが別々のアナログレコードやアナログオープンリ ールの方が良いと言われることが今もあります。





E : グラウンドアイソレーションアンプ
グラウンド干渉を避けるためにアンプ内部を、L側グラウンドとR側グラウンドを分離して増幅しています。 グラウンド干渉がないためモノーラル同様、奥行き方向の再現がステレオでも可能になりました。アンプ内でのグラウンド干渉 の問題はありませんが、図Dで指摘したようにCDプレーヤー等のアナログ出力が信号源になると、グラウンド干渉を受けたもの を増幅してしまいます。図Gで解説しているデュアルコアD/Aコンバーターやこの欄で解説しているグラウンドアイソレーション をフォノイコライザーアンプで実現した機器を用いるとオーディオアンプの新次元を聴くことができます。テクノクラフトオー ディオデザインのアンプは図Fグラウンドポイントワン採用機以外はこの仕様です。





F : グラウンドポイント・ワンアンプ
1つのチャンネル内の複数段のアンプグラウンドは図Bや図Dのように入力側から出力側へ流れるとグラウンド干渉を引き起こ します。入力側と出力側と電源のグラウンドを厳密に1ヶ所としてグラウンドを介しての干渉を避けることが出来ます。 MODEL 11aやMODEL 15a等の2段アンプに採用しています。(入力段と出力段のグラウンド環境がグラウンドポイントワンです。左 右チャンネルはグラウンドアイソレーションされています。)MODEL 21やMODEL 37ではCD等の信号側がモノーラル×1.5であるこ とから共通アース=グラウンドを前提にして、グラウンドラインには信号を流さない設計=グラウンドポイントワンを2チャンネ ルアンプに採用しています。






G : デュアルコアD/Aコンバーター
グラウンドアイソレーションアンプ単独での奥行き再現には入力信号側でのグラウンドアイソレーションが不可欠であるために CDプレーヤー等のデジタル出力を用いて、アナログ変換時にグラウンドアイソレーションを可能とした唯一無二のD/Aコンバータ ーです。デジタルグラウンド、L側グラウンド、R側グラウンドがすべて非接触であるためアンプへはアナログレコード同様、2 つの別々の信号を送ることが出来ます。一般市販のD/Aコンバーターではパラメーターの数値をどれほど上げても奥行き表現がで きません。デュアルコアによるグラウンドアイソレーションは奥行きの再現が可能であるため音楽を奏でることが出来ます。図 Eで解説したグラウンドアイソレーションアンプあるいは図Fのグラウンドポイントワンアンプに接続すると新次元の音質を得 られます。図Cで解説したように市販アンプであっても、入力信号を2つに分離した良さは音楽性の向上に大きく結び付きます 。テクノクラフトオーディオデザインのD/Aコンバーターは全てデュアルコアD/Aコンバーターです。





H : グラウンドノイズスプリッター
左右チャンネル間のグラウンド干渉だけでなく図Bで少し述べたように、同一チャンネル内であっても前段と後段のグラウンド 干渉があると音楽性豊かな再現に問題を抱えてしまいます。さらにオーディオ機器同士の接続では信号出力側と信号入力側でグ ラウンド電位差があるために干渉が起こります。機器間のグラウンド干渉を避けるために開発されたモジュールがグラウンドノ イズスプリッターです。オーディオ専用3ピンAC電源コードでグラウンド干渉を低減する手法が一時流行りました。ピンケーブ ルのシールドよりもグラウンド電位差を少なくしますが、目立たせずに回避しているに過ぎません。オーディオ的な音色の向上 を得られますが、総じて平面的な音場感になります。グラウンドノイズスプリッターは前後機器間のグラウンド干渉を直接取り 去ることで奥行きの再現を可能にします。KANADEとMODEL26にはGNSを、また、MODEL45には小型化されたGNS liteを搭載しています。